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LIMBO

by OTIKA

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1.
体を刺す、冷たい音。 爛れた肢体と、暴かれた悪夢。 言い訳の中に、隠された悪意。 惑わしたはずの、己の天使が。 気づけば終わりの喇叭を震わせた。 いつの間にかほら。 僕の中にまで。 消えることのない大きな繋がりが。 例えばさ君と、僕とを結んで。 誰にも内緒で、話せるといいな。 いつの間にかほら。 僕の中にまで。 届くことのない大きな暗闇が。 微かな光を、求めて彷徨う。 いつの間にかほら。 僕の中にまで。 僕の中にまで。 僕の中にまで。 体を刺す。 必ず誓うと、交わされたサイン。 語らず示した、こじつけの未来。 満たされたはずの、己の天使に。 口付けされ、また、体を震わせた。 お願い。君なら。 僕の中にまで。 消えることのない大きな繋がりを。 断ち切ってくれよ、痛くはないから。 キスは深くまで、届いたみたいだ。 いつの間にかほら。 僕の中にまで。 心地よい光が色付きを増して。 今では小さくなった暗闇は。 いつの間にかほら。 僕の中にまで。 僕の中にまで。 君の中にまで。
2.
微かに吼えた、奢る命よ。 彷徨う道は、賽の河原へ。 互いに染めた、黒い水面に。 浮かぶ夢は、無駄と知らずに。 ドロドロに朽ち、溶けた果実を、 バラバラに喰み、揶揄うのなら。 僕にして。 グシャグシャ鳴らし、笑う骸は、 カタカタ泣いて、空を見上げた。 飽きるまで。 微かに吼えて、奢る命よ。 彷徨う道は、賽の河原へ。 ユラユラ咲いた、彼岸の花が。 パラパラ燃えて、輝きを増す。 叶うなら。 世界が夢から覚めるまでは、 定められた、悲しみを消して。 争いが暮れ果て終わる頃。 待ちわびた、船が停まる。 此処から連れ出してくれると。
3.
まだ知らない、この螺旋の淵で。 畳み掛ける、千の愛と解を。 但し書きの意味を、履き違えて。 唯、今か今かと待ち続ける。 ほら、ギリギリギリと頭が鳴る。 でも、ジリジリジリと光が飛ぶ。 イケナイ遊びをしないと飛べないの。 くれないの?みたいならどうぞ。 たりないの?したいならどうぞ。 くれないの?みたいならどうぞ。 たりないの?したいならどうぞ。 消えないほど、深く抉った、 疵みたいに、綺麗に咲いた。 アブナイ遊びはしないと決めてるの。 もうないの?期待外れだわ。 もういいわ。貴方が欲しいの。 たりないわ。早く吐き出して。 畳み掛ける、千の愛と解を。 唯、今か今かと待ち続ける。 ほら、ギリギリギリと頭が鳴る。 でも、ジリジリジリと光が飛ぶ。 イケナイ遊びをしないと飛べないの。 くれないの?みたいならどうぞ。 最悪よ。外へ連れ出して。 Do you know ? 咲き溢れた、フリージアの意味を問う。 繋がれた、手と手。 痛いよ、どうして? 最悪よ。外へ吐き出して。
4.
期待した痛みさえも、殺された四季の際に。 黒丸に変えた世界、意味も無く満たされて。 いつから、当たり前。 最期の光すら。 求めないまま働き出す。 離れてしまいそうだ。 離れてしまいそうだ。 離れてしまいそうだ。 離れてしまいそうだ。 離れてしまいそうだ。 離れてしまいそうだ。 離れてしまいそうだ。 離れてしまいたい。 言葉を交わさずに。 美しい嘘と、優しい口づけを。 私だけ覚えてよ。 素晴らしい夢なんて、見せないでよ。 どうして…
5.
微かに吼えた、奢る命よ。 彷徨う道は、賽の河原へ。 互いに染めた、黒い水面に。 浮かぶ夢は、無駄と知らずに。 ドロドロに朽ち、溶けた果実を、 バラバラに喰み、揶揄うのなら。 僕にして。 グシャグシャ鳴らし、笑う骸は、 カタカタ泣いて、空を見上げた。 飽きるまで。 微かに吼えて、奢る命よ。 彷徨う道は、賽の河原へ。 ユラユラ咲いた、彼岸の花が。 パラパラ燃えて、輝きを増す。 叶うなら。 世界が夢から覚めるまでは、 定められた、悲しみを消して。 争いが暮れ果て終わる頃。 待ちわびた、船が停まる。 此処から連れ出してくれると。
6.
期待した痛みさえも、殺された四季の際に。 黒丸に変えた世界、意味も無く満たされて。 いつから、当たり前。 最期の光すら。 求めないまま働き出す。 離れてしまいそうだ。 離れてしまいそうだ。 離れてしまいそうだ。 離れてしまいそうだ。 離れてしまいそうだ。 離れてしまいそうだ。 離れてしまいそうだ。 離れてしまいたい。 言葉を交わさずに。 美しい嘘と、優しい口づけを。 私だけ覚えてよ。 素晴らしい夢なんて、見せないでよ。 どうして…

about

OTIKA(からし蓮根P)の3枚目となるオリジナルVOCALOIDアルバムです。
Hybrid Trapを軸とし、Dubstep、Psycheなどの要素を取り入れたボカロEDMを収録。
少し不気味で、美しい世界観をお楽しみください。

アートワークは前作から引き続いてmaxgonta氏が担当。
また、ゲストボーカルとして"あなたの後ろにいるの"が参加。

credits

released October 27, 2019

composed & lyrics by OTIKA
illustration by maxgonta

license

all rights reserved

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about

OTIKA Toyama, Japan

OTIKA
aka からし蓮根P

Composer, vocaloid producer.
Mainly using Hatsune Miku, focusing on genres such as Hybrid Trap, Dubstep, and Psychedelic Trance.
Belongs to the label "Unlimited Color".

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